ナースの本音、あるある、病院裏話を(うっかり)暴露しちゃうぜ

看護師さんのお給料・年収のイメージ

資格がないとできない看護師・准看護師ですが、実際みんなどれだけもらっているのか…?看護師の給料と年収、知りたいですよね。
看護師・准看護師で働いている方は「自分の年収は低すぎるのではないか」「平均どれくらいもらっているのか」を知りたいと思います。また、正看護師と准看護師の年収の差も気になりますね。
そこで今回は、看護師さんの年収やお給料について詳しくご紹介いたします。

厚生労働省の調査による看護師・准看護師のお給料

厚生労働省の外観写真

厚生労働省では、職種別・年齢別・都道府県別など給与実態について「賃金構造基本統計調査」を行い、その結果を公開しています。
この結果を分かりやすくまとめたサイトが「年収ラボ」です。

正看護師の年収基本情報は、平均年収:478万円、平均月収:33万円、平均時給:1,981円で代表的な30職種のうち、13位となっています。
准看護師の年収基本情報は、平均年収:395万円、平均月収:28万円、平均時給:1,689円で代表的な30職種のうち、20位となっています。
※平成27年の年収基本情報です。

しかし上記のお給料については看護師の年収・お給料の平均額で割り出したものですので、看護師になって初めて貰う初任給は20万円未満、手取り額では15万円を下回るという方が多いいようです。

では、看護師・准看護師の年収を左右する要素について解説していきましょう。

看護師・准看護師、病院の規模、夜勤有り無しで変わる年収事情

ここでは詳しい数字を挙げませんが、データから得られる情報を紹介していきます。
働く場所は、病院の規模が大きいほど、年収が多いことが分かっています。診療所、クリニック、介護系施設は病院に比べて低い傾向にあります。
看護師配置基準が手厚いほど、病院が得る診療報酬は高くなりますので、急性期病院、大規模病院の年収が良い大きな要素となります。

診療所、クリニック、介護系施設は夜勤、休日出勤が無いか少ないこと、時間外勤務が少ない傾向にあることが大きな理由となるようです。
病院勤務でも夜勤が無い部署は年収が低い傾向にあります。

看護師・准看護師の年収は所属する組織の規模、夜勤の有無、時間外労働の多さ、などの要素で変化すると言えますね。
単に、「忙しい病院ほど年収が良い」という訳ではなさそうです。

同じ仕事内容、看護師と准看護師の年収の違い、その理由とは

現場では同じ仕事内容なのに、なぜ准看護師の年収が安いの?と不思議に思われる方も多いでしょう。
必ずしも准看護師の給与を低く設定しなければならないと決まっているわけではありませんので、勤務先によっては全く差がないところもあります。

地統計的に准看護師の年収が低い原因は、大学病院、大規模病院、国公立系病院では准看護師採用枠が無いか、極めて少ないことがあげられます。
また、訪問看護では同じ患者への訪問でも、看護師と准看護師の介護報酬が異なり、准看護師の方が低く設定されていることもあげられます。

施設によっては、准看護師でも能力がある人材には、看護師と給与の差をつけていない所もあるようです。

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看護師の給料は役職でどのくらい変化する?

看護師の役職ピラミッド図

看護師の職場は、看護部長を頂点とする組織で成り立っています。
一般の(役職の無い)スタッフ看護師、主任看護師、看護師長、看護副部長、看護部長とピラミッド状になっています。
役職に就くと大変そう、責任が重そう、といった印象と共に、気になるのが役職ごとの看護師の給料事情です。看護師が役職につくと、どのくらいお給料がアップするのでしょうか。

看護師の役職の中では、主任(係長、補佐といった名称で呼ばれる場合もある)が一番多いでしょう。
主任看護師の役割は、「現場スタッフの規範となり、リーダシップを発揮する」ことと言えます。

ここでポイントとなるのが「現場のリーダー」という点です。主任看護師は、スタッフ看護師の仕事をしながら主任業務を行うということです。つまり、看護師長のように管理職専業ではないため、主任看護師は基本給・経験加算と別に「主任手当」として役割手当が加算されていることがほとんどです。「主任手当」の額は、組織によって違いますが、高額ではないことが一般的で、クリニック・外来系では1万円/月、病棟系では2万~2.5万円/月位が平均額のようです。

年俸制となることも多い看護師長の給与はどのくらい?

看護師長は、看護部を構成する単位の責任者となります。
スタッフ業務と兼務する場合もありますが、看護管理に専念することが一般的です。

主任と同様に基本給・経験加算と別に「師長手当」が加算されている場合と、管理職として年俸制報酬の場合に分かれます。
スタッフ看護師、主任看護師では年俸制はありませんが、看護師長は時間外勤務、呼び出し手当などを含んだ年俸制があり得ます。各看護師長と病院などの組織との交渉によって報酬額が決定される事が多いようです。
看護師長の給与は、病院との交渉額、能力によって個人差が大きいと言えるでしょう。

看護部長の給与はどのくらい?1000万円超えもあり

看護部長のお給料に驚く人のイメージ

看護部長の給与はほとんどが年俸制です。
看護部長の給料は所属する組織の規模によってかなり差があります。非公開のため実際の平均額は分かりませんが、かなり差があるようです。

大規模総合病院や大学病院で勤続年数が長い看護部長の場合、1000万円を超える人もいるようです。
主任、看護師長とは比べものにならない大きな責任を抱えているため、給料も高額となります。

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まとめ

全国平均の看護師・准看護師年収と自分の年収、比べてみていかがでしたか?
年収は、所有する資格で決まるわけではなく、組織の規模、夜勤の有無、休日出勤の有無、残業の多さで複合的に決まっていることが伝わりましたか?
自分の年収は低すぎる!と驚いた看護師・准看護師のみなさん。働く場所、勤務形態を見直してみてはいかがでしょうか。無料の転職サイトで情報収集をおすすめします。

また、看護師で圧倒的に多いのはスタッフ看護師です。
責任ある役職につけば、確実に給料もステップアップしていきます。師長さん、看護部長も最初からその役職につけるわけではなく、スタッフ看護師、主任看護師と段階を経て出世していきます。
看護管理を学んでいけば師長、看護部長に昇格することも夢ではありません、頑張りましょう。