ナースの本音、あるある、病院裏話を(うっかり)暴露しちゃうぜ

正看護師と准看護師のイメージ写真

准看護師と正看護師の大きな違いは、准看護師は都道府県の資格であり、正看護師は国家資格であることです。

准看護師になるためには、中学卒業以上の学歴があることが条件で准看護学校に2年間学びます。それによって、准看護師資格取得試験の受験資格を得ることができ、試験に合格することで准看護師の資格を得ることができます。
正看護師になるためには、高校卒業以上の学歴があることが条件で、看護学校で3年間、看護大学では4年間学び、正看護師資格取得国家試験の受験資格を得ることができ、試験に合格することで正看護師の資格を得ることができます。
正看護師は「医師の指示に従って」診療の補助と療養上の世話を行うとされていますが、准看護師は、「医師・看護師の指示に従って」看護業務を行うという決まりがあります。しかし、実際の業務は正看護師とあまり差異がないものです。
業務に差異ないものの、正看護師の指示に従ってというように定められている通り、正看護師に指示することができないことから、管理職になることができません。

准看護師と正看護師は、資格の取得方法が違う

准看護師は、看護師学校養成所2年課程で学んで看護師国家試験に合格することで正看護師となることもでき、また准看護師として10年以上の実務経験があると通信制の看護師学校養成所で2年間学び、看護師国家試験に合格することで正看護師になることもできます。

准看護師は、准看護学校が看護師学校よりと比べて入りやすいという面から、資格取得のために受験する人も多いものです。
准看護師の資格を有して正看護師の資格を取るために看護学校へ通うと、時間がかかり遠回りのように見えますが、どちらも働きながら勉強することができるといメリットもあります。
働きながら看護師の資格取得を目指すことができるために、すでに社会人であったり、シングルマザーや共働きの世代にも准看護師を目指す人が多くいます。

また、中学卒業の学歴で准看護学校で2年間学んで准看護師になると、早くて17歳から准看護師として働くことができます。看護師として早く働きたいのなら、准看護師として働いて、キャリアを積むとしたら正看護師を取るように学校に行くことが、看護師として最も年齢が早く、早くキャリアを積むことができます。

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昇格・給料に大きな差が生まれる!

准看護師と正看護師では昇格についても大きく差が生まれ、給料面でも准看護師と正看護師には違いがあり、初任給は平均的に2~3万円の差があるとされています。
年収の平均額では女性の場合、正看護師478万円、准看護師395万円(平成27年度・年収ラボ調べ)となっています。

正看護師と准看護師の年収

准看護師も正看護師も日頃の看護業務には差がありませんが、将来的な給料や昇格の差を見ると待遇に違いが出てくるのです。
准看護師として働きながら正看護師となるために勉強し、キャリアップや給料アップを狙うのもいい方法かもしれません。

准看護師と正看護師の具体的な仕事内容の違い

正看護師と准看護師の仕事の違い
准看護師と正看護師の違いは、准看護師が都道府県知事免許であることに対して、正看護師は厚生労働省の国家資格であることがあります。
法律では准看護師は「医師・看護師の指示に従って」看護業務を行うことと定められており、正看護師のサポート役として働くことになります。
しかし、毎日の看護業務の中では具体的に違いはなく、正看護師も准看護師も同じ業務に付いていることが多くあります。

大きな違いとしては、部署での主任や師長などの管理職には、准看護師はなれないということがあります。
また、委員会などでも准看護師は委員にはなれますが、委員長などの責任者にはなれないこともあります。
管理職や、キャリアアップを目指さない看護師にとっては、准看護師でも問題ないかもしれませんが、給料アップやキャリアアップを考えているなら、准看護師の資格では難しくなります。

看護師には、認定看護師や専門看護師という日本看護協会が認定する資格を持つキャリアの看護師がありますが、この資格は准看護師は取得することができません。
毎日の業務には正看護師も准看護師も大きな違いはありませんが、長く働いていく上では大きく差となって出てくるものといえるかもしれません。

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看護配置基準による准看護師の待遇

仕事の内容には大きな差はありませんが、就職先の優遇に違いがあることもあります。准看護師の場合、働きたいと希望する職場では働けないこともあるのです。

病院の決まりとして正看護師が患者に対して何人勤務しているかという「看護配置基準」があります。この看護師の人数には准看護師は含まれません。
高い基準を目指す病院や診療報酬を得るために、准看護師の人数を制限する医療機関もあるのです。准看護師の人数が多いと正看護師を募集することができなくなるからです。
看護師の指示のもとで看護業務を行うと決められてはいるものの、実際にそのように看護師の指示で動くようなことはないのが現状です。

准看護師が、准看護師だからと業務内容について意義を申し出ても、ほとんどのところでは聞き入られないものでしょう。
常に忙しい看護業務の中で、准看護師と正看護師を区別して業務を分けることは、現実的には無理なことのようです。

このように、准看護師と正看護師は給料やキャリアアップに大きな差があっても、毎日の看護業務には大きな差がないのが実情なのです。
准看護師は、資格の取得しやすさがあるかもしれませんが、看護師の中で比べると正看護師とは違いが出てくるものなのです。

まとめ

いかがでしたか?准看護師は、正看護師に比べて簡単に資格を取得できるというメリットはありますが、将来的に長く看護師としてお仕事をしたいと考えている方にとっては、少々条件や待遇の面ではデメリットも多くあります。同じ業務内容であるにも関わらずお給料が安くなってしまったり、希望がなかなか通らなくなってしまいます。ご自分の置かれている環境・状況に応じて、どちらの資格を取得すべきかじっくりと検討されることをお勧め致します。ナースランクでは様々な看護師求人サイトを取り扱っていますので、准看護師として勤務できる求人を扱うサイトを検索することができます。まずはサイト情報をご覧いただき、希望に合った勤務先を探してみてはいかがでしょうか。