ナースの本音、あるある、病院裏話を(うっかり)暴露しちゃうぜ

チーム医療、チームナーシング、医療連携などの言葉は、看護師が日常的に耳にするキーワードです。看護師は、周りの医療者や介護士と連携しながら、円滑に仕事を進めることが求められています。

看護師は他業種との連携だけが課題ではありません。もっとも身近でありながら、もっとも連携が難しいのは看護師同士人間関係ではないでしょうか?

看護師はたった一人で仕事をする場面はほとんどありません。常に看護師同士でペア、チームを組んで仕事しています。この記事では、チームで嫌な先輩看護師との勤務を乗り切るアドバイスについて紹介していきたいと思います。

もし、嫌な先輩看護師に当たってしまったら?

一言で「嫌な先輩看護師」といってもタイプはいろいろです。

  • 教育熱心なあまりおせっかいすぎるタイプ
  • 後輩看護師に仕事を押し付けてくるタイプ
  • ネチネチと嫌味なタイプ
  • ほとんど経験年数が変わらないのに先輩風を吹かせてくるタイプ

先輩看護師と言っても、親子ほど年の離れた大ベテラン看護師もいれば、たった一年しか変わらない先輩看護師もいます。いずれのタイプも後輩看護師にとっては、一緒に働くことにストレスを感じることでしょう。

タイプ別の対処方法について解説していきます。

教育熱心でおせっかいすぎるタイプの先輩看護師、対処方法は?

教育熱心すぎるイメージ

仕事を教えてくれる先輩看護師はありがたい存在です。新人看護師が独り立ちできるよう、見守ってくれるプリセプターや、技術チェックリストを用いて指導してくれる先輩看護師に教えてもらうことで成長していきます。

しかし、指導が熱心過ぎると、後輩看護師は監視されていると感じ、ストレスを感じてしまいます。後輩看護師が自分で考えて行動しようとしても「勉強してきていないことはやらせないから」「注意する点を言ってみて」「まだ早い」とストップされると、のびのびと働くことが出来なくなってしまいます。

教育熱心でおせっかいすぎるタイプの先輩看護師に対しては、仕事へのやる気をアピールしすぎることは逆効果です。コツコツと勉強している姿を見せることがベストです。

後輩看護師に仕事を押し付けてくるタイプの先輩看護師、対処方法は?

一緒に働いて一番疲れるタイプの先輩看護師です。

特に夜勤で仕事を押し付けてくる先輩看護師とペアになると、自分はナースコールを取らずに後輩看護師に押し付ける、排せつ介助や食事介助を手伝わない、後輩看護師に休憩を取らせない、といったことが起こります。

こういった先輩看護師の言い分は「経験を積ませるために見守っている」「自分は事務的な仕事をしているから忙しい」ということになります。仕事を押し付けられた後輩看護師は、疲労とストレスが溜まってしまいます。仕事を押し付けてくるタイプの先輩に対しては、業務分担を明確にしてもらうよう上司に相談することがベストです。

ネチネチと嫌味なタイプの先輩看護師、対処方法は?

建設的な指導をしないにもかかわらず、後輩看護師に嫌味な態度をとる先輩看護師は多いものです。

後輩看護師、新人看護師をいじめるのはこのタイプの先輩看護師です。チームで仕事をしていても、必要な情報を伝達せずに無視する、陰口を言うなど、陰険なタイプです。仕事を教えないにもかかわらず、失敗すると非難してくることが特徴です。

後輩看護師の存在自体を否定してくるため、対処のしようがないのがこのタイプです。ネチネチと嫌味を言われ続けると、精神的なダメージから体調を壊してしまう危険があります。的確な指導をしてもらえない職場で、看護師として成長するのは難しいでしょう。異動や転職を検討するのは間違いではありません。

ほとんど経験年数が変わらないのに偉そうなタイプの先輩看護師、対処方法は?

就職した時期が数か月から1年程度の先輩看護師。知識の差や看護技術の達成度は「慣れ」程度の差しかないでしょう。ほとんど経験年数が変わらないのに、先輩風を吹かせて偉そうな態度で接してくる先輩看護師は嫌ですね。

一緒に仕事をしていて、自分で判断できると思って行動したことを「相談、ダブルチェックをせずに勝手に行動した」と非難されたり、ちょっとしたミスを大げさに取り上げられたりすることが多いようです。

看護師としての経験年数がほとんど変わらない場合は、一緒に頑張っていく同期に近い存在として良い関係を構築できなければ、お互いにストレスが溜まってきます。先輩を立てる態度は必要ですが、やりすぎはいけません。本当に仕事が出来る先輩看護師は偉そうにしないものです。

上司に相談し、一緒に勤務する機会を減らしてもらえればいいのですが、少人数の職場で不可能な場合は、異動や転職を検討しても良いケースです。

嫌な先輩看護師に当たりにくい職場とは?

どんな職場にも、嫌な先輩にあたる可能性があります。所属人数が多い職場、病棟勤務は特に嫌な先輩との遭遇率が高いと言えます。

嫌な先輩に当たりにくい職場はあるのでしょうか?

看護師の配置人数が少ない職場を選べば、嫌な先輩に当たる確率はグンと低くなります。職場に看護師が自分しかいないような職場を選ぶと、先輩自体いませんからね。

老健施設、特別養護老人ホーム、デイサービスなどの介護施設系は、看護師の配置人数が少なく、看護師は自分一人だけという状況も珍しくありません。また、訪問看護は原則として看護師一人で利用者様宅に訪問するため、他の看護師と一緒に過ごす時間が圧倒的に少なくて済みます。

自分一人で判断することが苦手な看護師でも、訓練次第で不安なく仕事が出来るようになってきます。訪問看護は、在宅復帰の流れで特に需要が高く、夜勤なし、残業少なめ、給与高めの魅力的な職場が増えています。

嫌な先輩看護師は反面教師!自分が後輩看護師にしてあげられることは?

新人看護師時代に先輩看護師にされて嫌だったこと、言われて嫌だったことは、何年経っても覚えているものです。

自分が後輩看護師を指導する立場になった時に、ふと思い返す時があります。嫌な先輩の思い出は、人との接し方や仕事の姿勢を学ばせてくれます。

自分がされて嫌だったことは人にしない。後輩看護師に慕われ、信頼されるために絶対必要な条件です。楽しく仕事を続けるために、他の看護師の揚げ足を取る、陰口を言う、監視する、先輩風を吹かすなどの行動は慎みましょう。嫌な先輩看護師と仕事をして辛い思いをしている人は、みんな優しくなれると思います。

まとめ

いかがでしたか?

どんな職場に行っても嫌な先輩看護師に当たる可能性はあります。でも必要以上に耐えることはありません。理不尽なキツい指導やいじめと感じることがあれば、ぜひ転職を検討してみて下さい。

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