ナースの本音、あるある、病院裏話を(うっかり)暴露しちゃうぜ

看護師にならない人も多い

看護師という職業(医療業界)は社会の中でも特殊な業界と言えます。
テレビドラマや映画に出てくる看護師さんは皆、生き生きとして華やかなで誰しも憧れる存在でしょう。

しかし、イメージだけが先行して看護師を目指そうとすれば、過酷な世界を目の当たりにして「もう看護師になるのは諦めよう…」と心が折れてしまうことも多いです。
現場に出てから辞めようと思う人もいますが、看護学校で授業を受けている段階から看護師以外の進路を考える人もいます。

看護学校を卒業後の一般的な進路

看護学校卒業後の進路を悩む女性
看護学校の全過程を経て国家試験に合格した後は、卒業後の進路として内定が決まっているケースが多いです。
まずは、代表的な卒業後の進路を見てみましょう。

  • 一般病院
  • 大学病院
  • クリニック
  • 福祉施設
  • 高齢者施設
  • 障がい者施設
  • 訪問看護ステーション
  • 企業の医務室
  • 産婦人科及び助産所
  • リハビリテーションセンター
  • トレーニング運動センター
  • 保健福祉センター
  • 医薬品会社
  • 検診センター

上記のような進路に進む新人看護師さんが多いですが、施設によっては勤務体系や仕事内容に違いはあります。
しかし、看護師として働く以上はどの施設も体力と精神力が必要になることに変わりはありません。

看護師国家試験に不合格だった場合の内定は?

看護師国家試験に不合格だった場合
病院やクリニックに内定が決まっていたけど、国家試験が不合格だった場合はどうすれば良いでしょうか。

まずは学校に不合格だったことを伝えましょう。

内定していた病院・クリニックに事情を伝えてください。
奨学金を受け取っている場合には返済が必要になりますので、ご家族、病院・クリニック側と相談してどのようにすべきかを決めましょう。
一般的には看護助手として勤務しながら返済していき、来年の試験勉強に励まれる方が多いです。

不合格でも落ち込まずに再挑戦しよう!

不合格だったからと言って落ち込む必要は全くありません。
第106回・看護師国家試験の受験者数は「62,534人」その内、合格者が「55,367人」です。
つまり「7,167人」が不合格だったという計算になりますので、珍しいことではありません。

看護学校では実習も多く、通う人が全員同じ環境とは限りませんので、国家試験の勉強に充てる時間は限られています。
看護師国家試験には年齢制限もないですし、何度でも挑戦することができますので、一度の不合格で諦めるのではなく来年に向けてじっくりと腰を据えて試験勉強に時間を充ててみましょう。
初めての試験では緊張もあって解けるはずの問題も解けなかったりするものですが、二回目以降なら緊張することも少ないです。

看護学校の授業で嫌気がさしたら

どの現場も看護師の仕事が大変なことは看護学校での実習でも身に染みているかと思いますが、こういった進路について看護学校の在学中から「やっぱり看護師として働くのは嫌だな…」と思ってしまう人も少なくありません。
こうした気持ちが生まれた時には、以下のことを心の中で自分に問いかけてみてください。

  • 看護師を目指そうと思った理由は?
  • 病院やクリニック以外にも看護の道はあるのでは?
  • 看護師として働く自分の姿は素敵だと思わないの?
  • 看護師以外の仕事って自分に何ができる?

いかがですか?
改めて自分の心と向き合って、看護師というお仕事を見つめ直すことで答えが見つかるはずです。

看護師としてではなく一般企業に就職

何とかやる気を取り戻して、自分の心の中で看護師を目指して再起できれば良いのですが、一度でも「嫌だな…」という気持ちが芽生えると、それを払拭して気持ちを切り替えるのは難しいことです。

看護学校を卒業した人の中には、「やっぱり看護師ではなく他のお仕事をする!」と決意する人もいます。

看護師にならなかった卒業生たちは、以下のような仕事に就いているようです。

  • IT企業
  • 銀行
  • 出版社
  • キャビンアテンダント
  • アナウンサー

…など、他にもたくさんあります。
このように、看護学校に通ったなら必ず看護師にならなければいけないという訳ではありません。
例えば、アナウンサーの山本舞衣子さんも看護師の資格を持っていて、医療・健康の分野における取材を得意としてお仕事をされています。

一般企業に就職する時の面接が重要

一般企業の面接イメージ
看護師としてではなく一般企業への就職を目指すことは珍しくないですが、問題となるのは面接官を納得させられるかという点です。

看護学校を卒業、または中退して一般企業に就職するのですから、当然ながら面接官はこう質問します。

「なぜ看護師ではなく一般企業に就職することにしたのですか?」

この質問に対してどう答えるか。それが肝になるでしょう。
もし、「看護師は辛そうだから…」「看護師の裏の顔が怖くて…」「他の業界に憧れてしまって…」といった返答をしたら、面接官に対してネガティブなイメージしか与えられません。
もっとポジティブな理由で、面接官が是非うちの会社で働いてほしい!と思ってもらえるような回答を予め用意しておきましょう。

看護学校といえど実習で色々なことを学んで、大変さをよく理解してるはずです。
そういった事も「忍耐力が身に就いた」という自分のメリットとしてアピールするのも良いでしょう。
看護学校に通う中で培った経験は、一般企業でも必ず役立つことです。

他の応募者に勝つためには

面接でいくらアピールが上手にできても、結局は「資格」がモノを言う時代です。
看護学校で培った経験も強味にはできますが、一般企業の実務で使う資格を一つも持っていないという状態では、なかなか採用されにくいです。

すぐに正社員として就職できない(不採用になってしまう)場合には、アルバイトでも採用してもらえるところを探し、働きながら簿記、TOEIC、パソコン検定などの資格の取得を目指すと良いでしょう。

看護師の知識を活かせる他業種を選ぶ

看護師として働くことを諦めてしまった場合でも、せっかく得た看護の知識を活かさないのはもったいないです。
一般企業の中には、看護師ではなくても看護の知識があると優遇される会社はたくさんあります。

以下のような就職先もおすすめです。

  • 看護大学の補助教官
  • 製薬会社の社員
  • 一般企業にも健康管理業務部
  • 企業の保健指導員

こういった会社であれば看護師の資格を持っている人(看護学校を中退した人でも)が優遇されますし、看護業務だけでなく事務処理のお仕事もすることができます。
もし、看護師としてではなく、普通のOLになりたいと考えている人も、こういった道があることを頭に入れておいてください。

まとめ

看護師の道はとても険しく、挫折してしまうことも多い業界です。
精神的・肉体的に辛いと感じる時も、上手にリフレッシュしてまた頑張っていくのが看護師の仕事です。
それでも絶対に辞めてはいけないという訳ではありません。
どうしても辛くなってしまったら、自分のことも大切にしてあげてください。あなたが看護される側になってしまっては大変です。

そしていつの日かまた看護師として働きたい!と思える日がきたら、看護師の資格があればいつでも就職は可能です!

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看護学校を中退した人も、予備知識は十分にあるのですから、また勉強をし直して看護師国家試験に挑みましょう!
今回の記事では看護師ではない他の道があることをお伝えしましたが、当サイトでは看護師の皆さんを応援しています。