【徹底解説】働き盛りの看護師が入っておくべき”保険”たち

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突然ですが。

看護師の仕事が出来なくなった時、
働けなくなった時の事を想像してみて下さい。

患者さん、利用者さんとのトラブルや紛争が起こった時、
働いている病院や施設は本当に守ってくれるのでしょうか。

考えてみてください。

働き盛りの看護師さん、家計を支えている看護師さん、子育て中の看護師さん、今を頑張っているすべての看護師さんに知って欲しい保険について徹底解説していきたいと思います。

ストレスの多い毎日だからこそ、少しでも不安なく仕事を続けたい、そんな看護師さんに読んで頂きたい記事です。

絶対押さえておきたいのは所得保障保険と看護師賠償責任保険の2つ

職業の種類や、年齢に関わらず加入できる生命保険、個人年金保険、がん保険、学資保険などの一般保険のお話はこの記事では触れません。

看護師さんに知って欲しい、絶対押さえておきたい保険について解説します。就業保障保険看護師賠償責任保険についてです。

看護師ならではのピンチを救ってくれる保険です。

看護師の就業保障保険は働き盛りの人こそ加入するべき

突然の怪我や病気で働けなくなった時の事、考えてみてください。

就業中の突発的な事故や、院内感染症に罹患した、という事情なら労災保険が適応されます。決められた通勤経路内の事故も労災認定の適応です。

しかし、通勤中であってもちょっとした寄り道や、普段と違う通勤経路を選択していた場合は適応外となることもあります。

突然収入が途絶えるか、激減してしまった場合、住居の家賃、住宅ローン、車のローン、教育費、生活費はどのように捻出すればいいのでしょうか。

どんどん減っていく貯金残高、想像しただけで怖いですね。

特に非正規雇用で働く看護師さんは、生活の保障がされにくい実情です。ちょっとした骨折など、仕事を再開できる目途が付きやすい怪我以外に、療養期間の目途が立たない病気もあります。

うつ病などの精神疾患で仕事をしたい気持ちがあっても、仕事に行けない状態が長く続くとどうなるでしょうか?椎間板ヘルニアや腰椎圧迫骨折の所見がないにも関わらず、ひどい慢性腰痛が出て仕事に行けなくなった場合どうなるでしょうか?

元気で働き盛りの看護師さんも、明日は我が身かも知れません。働き盛りの看護師さんこそ就業保障保険に加入しておくべきではないでしょうか。

オススメの保険を2つ紹介します

看護師なら検討したいオススメの保険を紹介します。

日立キャピタル損保の長期就業不能所得補償保険とは

病気やケガで長期間働けなくなったとき所得を補償してくれる保険です。

長期就業不能所得補償(リビングエール)は、病気、ケガで就労不能となった場合に、所得を補償してくれ、入院している場合も適応になります。医師の指示による自宅療養中であっても保障されるところが頼もしい保険です。

保障は月額10~30万円を60歳まで受け取れるという内容です。掛け金は年齢、受け取る額によって変動します。30才で月額受取額10万円の場合、掛け金は月額約2100円です。

アフラックの給与サポート保険とは

就労所得補償保険で、病気やケガで働けなくなった場合の収入を保証してくれます。 働けない状態が続けば65歳まで保障してくれるところがポイントです。

被用者保険に加入している場合は、働けなくなったときの公的保障(障害保険等)を考慮したうえで、保障額を設定できるようになっています。掛け金については年齢や状況によって異なりますので、保険会社や取り扱い代理店に問い合わせてください。

所得補償保険を選ぶ上での注意点は

所得補償保険は、生命保険商品のオプションとして販売されているものと、単体で申し込み可能なものがあります。

また、長期就業不能の状態でもうつ病をはじめとする精神疾患は適応外の事もあります。就業不能の期間が何日以上、という規定があり数週間程度の休業では支払い対象外となることもあります。

保険商品の特徴や、支払い要件は各保険会社や代理店に資料を取り寄せて十分に確認してください。看護師におすすめしたい2社を紹介しましたが、これ以外にもたくさんの商品が販売されています。自分のスタイルに合った保険をしっかり見極めてください。

患者さん利用者さんと看護師のトラブル発生時に心強い保険は

昔は、看護師個人が引き起こしたミス、事故は勤務している病院や施設がフォローするのが普通でした。

患者さん、利用者さん側も病院や施設を相手どり、管理責任の追及という形で、申し立てをしてきました。近年は、看護師個人を相手取った訴えが増えてきています。

例えば、投薬ミスや輸液ミスが無かったとしても、患者さん、利用者さんと看護師との会話の中で相手が「侮辱された、バカにしている」と感じれば、名誉棄損で訴えられる時代です。また、検査や看護の内容について「説明不足だった」と訴えられることも想定されます。

訴訟まで発展しなかったとしても、和解交渉に臨むためにはかなりサポートが必要ですし、看護師個人では太刀打ちできないこともあります。トラブルを抱えたまま働けない可能性も考えられます。

そんな時、心強いのが看護師賠償責任保険です。

看護師賠償責任保険は訴訟対応だけではない、意外と広い守備範囲

保険の対象は、対人賠償 と対物賠償に分けられます。

  • 医師の指示を見落とし、間違った薬剤を点滴してしまい、患者に障害を負わせた
  • 採血後に患者から手のしびれを訴えられ、末梢神経損傷が疑われた
  • 訪問看護で患者を移乗させる際に転倒させて、外傷を負わせてしまった

というようなケースが対人賠償です。これら対人賠償は、責任賠償の内容として簡単に想定できると思います。

看護師賠償責任保険には、特約として財物損壊担保特約、人格権侵害担保特約、初期対応費用担保特約などが付いている商品が出ています。

  • 患者の入れ歯を洗っていて破損してしまった
  • 病院で使用している機械の操作を誤って壊してしまった
  • 患者さんとの会話で、自分を侮辱していると訴えられている

といったことをカバーしてくれる特約です。大変心強いですね。

看護協会には入っていないと看護師賠償責任保険に加入できない、は間違い

看護師さんの多くが誤解している事があります。

看護師賠償責任保険は、看護協会に入っていないと加入できない、という間違いです。

日本看護協会が、協会の加入者に対して創設したのが始まりの保険なので、いまだに「看護協会=看護師賠償責任保険」と誤解している人が多いのです。

看護師賠償責任保険は、たくさんの商品が販売されており、看護協会に入会することが条件ではありません。看護協会の年会費は年間1万円(2017年5月現在)で、任意加入となっています。看護協会には入会したくないけど、保険に入りたい、という看護師さんも少なくありません。

看護協会に入らずに加入できる看護師賠償責任保険を紹介していきます。

東京海上日動火災保険株式会社の看護師賠償責任保険

看護協会に入会せずに保険加入が可能です。

掛け金は年間約5700円と若干高く設定されていますが、かなり高額な補償金が設定されており安心度の高い保険です。

対人賠償は上限1億円、対物補償でも1億円という高額保障です。患者さん、利用者さんの私物は想定を超える高額商品もあり、紛失破損時に大変な思いをすることも考えられます。

看護師賠償責任保障により安心を求める方にお勧めの保険と言えるでしょう。

損害保険ジャパン日本興亜株式会社の看護師賠償責任保険

損害保険ジャパンの保険の最大の特徴は、実績が多いということです。取り扱い代理店が最も多いので、加入に手間がかからないのも魅力です。

対人賠償は5000万円ですが、対物賠償が20万円というところが東京海上日動火災保険と大きく異なるところです。保険料は、特約を付けて年間約5200円となっています。

実績があることと加入しやすいことが魅力の保険です。

時代の風を読み取る看護師は、保険加入を検討すべき

毎日を頑張っている看護師さんこそ、急に働けなくなった時の事を考えて頂きたいのです。

何らかの事情で一時的に働けなくなったとしても、不安なく療養し、休職してまた現場に帰ってきてもらいたいのです。

悲しい事ですが、患者さん、利用者さんとのトラブルが発生、医療過誤による障害を与えてしまう危険はゼロではありません。新人看護師、ベテラン看護師関係なく誰にでも起こり得ることです。

笑顔で働き続けるために、多くない掛け金で、それぞれの不安をカバーできる保険の加入を検討してください。

まとめ

いかがでしたか?

働き盛りの看護師に知って欲しい、入っておくべき保険について、参考にして頂けましたか?ぜひ、各保険商品の資料だけでもGETして下さい。

所得保障保険と看護師賠償責任保険、安心は一日でも早く手に入れましょう。

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