【5分でわかる転職対策】~看護師の志望動機~

看護師転職のコツ
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これから就職・転職活動をする人が履歴書を書く際に、内容に悩むポイントは志望動機だと思います。

履歴書の中でも採用担当者が重要視する大切なポイントなので、志望動機をしっかり伝えることが出来るか否かで合否が決まると言っても過言ではありません。志望している職場で働くために、良い志望動機の作り方を5分で学んでいきましょう!

志望動機の基礎知識

志望動機とは「なぜこの職場を選んだのか」を記載する項目です。採用担当者に向けて文字で職場を選んだ理由を伝えることで職場に合った人材か、職場について理解をしているかを判断します。

看護師不足が続いている現在ですが、看護師免許を持っていれば誰でも採用してくれるという病院やクリニックは少ないので、志望動機をしっかりと書くことが出来るように学んでください。

採用担当者が求めている人材

採用担当者はどのような人材(看護師)を求めているのか。コチラの項目で分かりやすく紹介しています。

短期間で辞めない人

採用担当者が求めているのは病院やクリニックの運営に長期間貢献してくれる、短期間で辞めない人材を求めています。

病院やクリニックごとにルールや規則は違いますが、同じ職場で長く続けてくれる人がいれば、新しい人が入ってきた時に指導が出来るリーダーになることが出来るという理由があります。

短期間で辞められると、人員募集の際の費用が再度必要になるため長期間働くことが出来る人を求めています。

即戦力

言葉の通りの意味ですが、すぐに働くことが出来る、戦力になることが出来る人を求めています。

看護師の職場は、仕事が絶えずに忙しいもの。看護師一人一人の仕事量によって作業効率が大きく変動するので、病院の運営においてすぐに戦力になることが出来る人材を求めています。

適応性がある人

病院やクリニックによってどんな看護師、患者、医者がいるのか等、人間関係が変わります。

人間関係を含めた職場の環境に適応し職務を全うすることが出来る人材が求められています。

志望動機の書き方

こちらの項目では志望動機の書き方を紹介しています。どういったことを書けばいいのか、どのように書けばよいのか等、記入時の疑問を解消したいと思います。

まずは要点をまとめる

  • 自分が数ある病院,クリニックがある中でなぜこの職場を志望したのか
  • どのような魅力に惹かれたのか。(運営体制など)
  • どんなことがしたいと思ったのか。(院内で出来る事)

志望動機を記入する前に、内容の要点をまとめておきます。要点を意識し頭に入れておくことでスッキリと読みやすく理解しやすい志望動機に仕上がります。

要点を元に文章を書く

頭の中に要点をまとめた内容を入れた状態で、なぜその職場を志望したのか、自分がどのように活躍できるのかを人から読んで理解しやすいように記入します。

自分が理解できる内容を書くのではなく、人に読んでもらうという意識をもって記載します。誰が読んでも「なるほど」と納得できるような内容にしましょう。

ダメな志望動機

こちらの項目では「NG志望動機」を紹介したいと思います。今までの自分の志望動機に当てはまっているものがないか、これから書こうとしていた内容に当てはまっていないか参考に見てください。

あなたが魅力に思ったことを書かない

威圧的な医者のイメージ志望動機でつい書いてしまいがちなのが、給与や待遇等を書くこと。良い病院、良いクリニックだという点を伝えているつもりでも、採用担当者が読むと給与や待遇しか興味がないように思ってしまいます。

「うちの待遇、給与より良い職場があったら移るのかな?」と思われても無理はないので、給与や待遇面を強く出した志望動機は書かないようにしましょう。

間違った前向き姿勢

相性の悪い看護師のイメージ研修、教育制度が整っていること、学ぶことが多そうなことで職場を選んだという内容の志望動機をよく見かけますが、転職の志望動機には向いていません。

新卒で看護師になる人であれば理解できなくはないかなという内容なのですが、転職者がこの志望動機を使ってしまうと採用担当者との意識ずれが生じてしまいます。

採用担当者が人員募集で求めている人物像は、これから学んで育つ人材ではなく、即戦力を求めています。

研修制度や教育体制が充実していることは良い事なので志望動機にそれらの内容を取り入れること自体は良い事ですが、「戦力になるために新しい事を自主的に勉強する」という伝え方をしないと、採用担当者からあまり良い印象を受けてもらえない可能性が高いです。

褒めればいいってもんじゃない

志望動機は「なぜココを選んだのか」という意思表明。採用されたいと思っている職場の志望動機に力がはいるのは良い事ですが、「とにかく褒める」という内容は辞めた方いいです。

「素晴らしい理念を掲げていて賛同しました!」
「最先端の技術があって凄いと思いました!」

採用担当者は褒められたいのではなく、なぜ選んだのかを知りたいので、的外れな志望動機を書いてしまわないように気を付けましょう。

自己中な内容になっている

家が近い、通勤が楽、地元で働きたいから。これらの理由を志望動機に取り入れる人がいますが、よほど上手く文章を仕上げない限り採用担当者は良い印象を持たれません。

例えば「地元で働くことが出来るから」という理由を志望動機に記入してしまうと「地元ならどの病院でもいいのかな?」と思われてしまいます。

もし地元で働きたいという点を志望動機に記入したいのであれば「昔から地域に貢献している〇〇院で働きたいと思っていたから」というような、地元というキーワードを職場の評価、働きたいと思った明確な理由と繋げることが出来れば採用担当者からも良い評価を受けると思います。

良い志望動機

就職か進学に夢を抱く看護師の写真

こちらの項目では採用担当者が「この人と働きたい」と好印象を抱くような志望動機を紹介したいと思います。

組織にとって価値のある内容になっている

志望した職場に応募者であるあなたが就職することで、どのようなメリットを得ることが出来るのかを示すことが出来れば価値のある、戦力になる人材と判断されることが出来ます。

自分自身の今までの活動や考え方を客観的に振り返り職場にどんなメリットを与えることが出来るのかな、と考えてみると良い志望動機へ近づくことが出来ます。

「自分はこう思っている」ではなく自分を客観的に見た時の考えを書きましょう。

適切に答えている

くどいようですが、採用担当者が知りたいのは、「あなたが看護師として働く職場をなぜウチに決めたのか。」

問われたことに対して自由に表現することが出来る志望動機の項目では適切ではないズレた回答をしてしまう人が少なくはありません。志望動機に大切なのは余計な事やズレたことを記入しない事。

なぜ、どうして、どんな理由で。

これらを自信をもって発言することが出来るような文章に仕上げることで志望動機にも説得力が付き、「採用したい」と思えるような内容に仕上がります。

なぜ選んだのかという理由に付け加えてその職場で働くことで自分がどのようにスキルアップすることが出来るのかまで記入することが出来れば大きな戦力と判断され採用される確率が高くなります。

まとめ

看護師の志望動機の書き方を紹介しました。人材が足りていない看護師業界とはいえ、即戦力を求めている所は沢山あります。

志望動機は大きなアピールポイントの1つなので自分の価値を表現できるように書いてくださいね!

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