【激務】看護師はマゾヒスト?看護業務の施設別激務ランキング【が好き?】
カテゴリー:看護師ゴシップ記事

知っていますか、看護師のお仕事の大変さを。

知っていますか、看護師のお仕事の苦悩を。

体がむしばまれ、心が殺伐とするような勤務を経験した看護師は多いでしょう。

そして激務を経験した看護師は思います。

「自分がどれだけ辛い思いをしたか…」

しかし、「いや、これが“普通”で、もっと辛いお仕事環境があるのでは…?」と思う方も多いのではないでしょうか。

激務が当たり前となり、感覚がマヒしてくると「自分のおかれている環境はまだまだ楽な方だ」と考えてしまうことはしばしば。

そこで、いま一度、看護師の激務っぷりがどれだけ自分の“当たり前”になってしまって、マヒしているのかを確認してみませんか。

頭のマヒを解いていって、自分が何に辛く感じ、それでも何に支えられて今まで看護師をやってこられたのかを考えてみませんか。

また、最後に看護師の施設別激務ランキングを考えてみたので、そちらも参考になればと思います。

まずは本当に看護師が激務なのかチェック!

自分が一番忙しい!…という方も、まずはこのチェックで、激務な職場なのか確認していきましょう。

  • 昼食の休憩時間が30分以下
  • 有給休暇が年間5日以内しか取れない
  • 毎回3時間以上の残業をしている
  • 医師の数が圧倒的に少なく、看護師だけで治療等を判断することが多い
  • 給与が割に合わない(残業手当は暗黙の了解でもらえない)
  • 勉強会が休日に行われるが、出勤扱いにはならない
  • 医療安全教育が徹底されておらず、何かあれば自己責任という風潮がある
  • 職場内でいじめがある
  • キャリアアップについて積極的な支援がない

いくつチェックがついたでしょうか。以下を指標としましょう。

1~2つ 比較的楽な職場
3~5つ ややきつい職場
6~9つ 激務な職場+退職おすすめレベル

いかがでしたか?

ブラック企業さながらな看護業界を自覚する人が多いのでは?

激務な理由とは~看護師の3K~

発狂!!ブラックな看護業界を確認できたところで、看護師の3Kで激務な理由をおさえていきますね。

看護師の3Kとは、「キツイ・汚い・危険」と言われていますが、激務な職場には特にこれらが目立つものです。


看護師の激務3K「キツイ」とは

まず、「キツイ」に関連して、以下の理由があります。

  • 人手不足
  • 日常業務が多すぎる
  • 仕事時間が不規則
  • 患者の身体的・精神的ケア

慢性的な人手不足は、日常業務を多くする引き金ともなります。

看護業務は、患者の直接的なケアだけではなく、ケアプランの作成、カンファレンス、病状説明の同席、看護記録、患者や家族とのコミュニケーション、備品管理と、並べだすとキリがないほど、多いのです。

仕事が多すぎるので、仕事中、小走りになったり、残業中ナースステーションで作業している時に、一日の疲れと、来院された家族の対応をできれば避けたい気持ちが相まって顔が死んでいることもしばしば。

それらを唯一解決できるのは仕事ができる人がいることですが、仕事ができるようになってきた中堅看護師が転職や結婚、出産で抜けるという女性ならではの理由で難しい状況となります。

加えて、シフト制で仕事時間は不規則で、激務な職場だと”なんちゃって8連勤”や”10連勤以上”となっているところも…

法律で決められている週の勤務時間を越えているのでは?と疑問に思ったら、辞めた方がいいレベルの激務ですよ。

そのような勤務時間が不規則で眠気MAXかつ、人手不足で疲れている所にガツンと影響するのは、患者や患者家族とのコミュニケーションの中での精神的ダメージですね。

生死にかかわることや、患者の悩みに共感した精神的負担は、看護師の本当のお仕事の一つですので、当たり前な精神的負担ですが…

そして、余計な負担は、理不尽な要求、セクハラ行為、同僚間のいじめです。

これらの余計な精神的負担をなくせない上司がいる職場はより激務と化します。

看護師の激務3K「汚い」とは

次に、「汚い」に関連した激務には、以下の理由が挙げられます。

  • 日常的な汚物、吐物の処理
  • トイレ介助、入浴介助

高齢者の多い病棟ではよくあるおむつ交換や入浴介助。

これに関しては、慣れてしまえばあまり激務と思わなくなってきますが、それは感覚のマヒですからね。

自分の子供でも何でもない、赤の他人の下の世話や体を洗う行為は、通常の会社員ではありえない状況なのです。

よって、激務の理由の一つとなるのです。

看護師の激務3K「危険」とは

最後に、「危険」について、激務につながる理由は以下の通りです。

  • 感染症のリスク
  • 災害時の出勤
  • 業務ミスをすると患者含め、自分の身の上も危険

インフルエンザやノロウイルス以外にも、致命的な感染症にかかる確率が高いという点で、自ら命を危険にさらしに出勤しているようなものです。

災害時の出勤でも同様で、大雪の中、いつもは車や電車で行く職場に3~4時間かけて歩いて出勤する…途中に事故に巻き込まれる可能性や、過労死するレベルで身体的なダメージをくらいます。

そして、そのような非常時に限って急変者が続出、病院内の霊安室に入りきらない人がいる、なんて激務で終わるのです。

更なる危険としては、激務で疲労がたまって集中力が低下する中でも、通常業務で点滴管理などがあり、その際のミスが患者にとって致命傷となる可能性についてです。

ミスができないというプレッシャーは「キツイ」の中に入りますし、仮にミスをして患者が重篤な状態になることは最も危険です。

このように、一般の会社ではありえないことばかりが激務の理由であり、相当劣悪環境に看護師は置かれる可能性が高いのです。

そうしたミスは、看護師を辞めなければいけない自分の危険にもつながるのです。

このように、一般の会社ではありえないことばかりが激務の理由であり、相当劣悪環境に看護師は置かれる可能性が高いのです。

激務による弊害・看護師の9Kに耐える貴方はマゾヒスト?

先ほどは3Kを紹介しましたが、さらに6つ「過酷・給料が安い・休暇が取れない・帰れない・婚期が遅れる・化粧がのらない」を加えた9Kが今時の看護師のお仕事イメージです。

加えた6つの要素からは激務による弊害がひしひしと感じられますね。

「過酷+休暇が取れない」であると、体や心を休められず腰痛になったり、旅行でのリフレッシュができなかったりと、人生の楽しみを知らないうちに歳をとってしまいます。

また、腰痛は職業病かもしれませんが、労災申請レベルの弊害なのです。

「給料が安い」に関しては、激務なのに給料をもらえないと、モチベーションは下がりますし、体や心をケアする為にかけたいお金の余裕がなくなります。

これは「化粧がのらない」といった外見のレベルが下がるという弊害にもつながりますね。

激務の結果の、体の衰えに対する美容や整体などにはお金がかかるものです。

そして、激務により「帰れない+婚期が遅れる」となると、恋人探しに時間や気力をかけられず、望んでもないのに一生独身という弊害が起きます。

このように、激務による負担で、あらゆる面で弊害が出てくるのに、何故か辞められないという方。

実は自分を追い込むのが苦にならないマゾヒストなのかもしれませんね。

科や施設で比較!激務な医療現場ランキング

さて、激務な理由や、激務の弊害をおさえたところで、それらが特に目立つ職場をランキングでまとめてみました。

5位:看護師養成施設(看護教員)

指導していれば…と思われがちですが、実習施設への気遣い、学生への指導と並行して患者を看るので看護が2倍な感覚といった精神をすり減らすことが多いのです。

また、学校にいる時には、会議に看護研究、講義にテストの用意など実習指導以外の仕事が山積みなので、残業を余儀なくされ、意外と体力勝負な面もあります。

4位:訪問看護、訪問入浴

訪問系は一日の訪問件数の忙しさが目立ち、訪問看護では1日6件、訪問入浴では1日9件まわる時があります。

移動で疲れる上に、介護量が多いので肉体的疲労は避けられないもの。

基本は日勤平日のみですが、24時間対応の訪問看護では、当直担当時にPHSを携帯しなくてはいけないので、お風呂もゆっくり入れないのです。

3位:ICU(集中治療室)

ICUでは、手術直後の患者や急変して病棟から転科した患者など、子どもから大人まで、すべての重傷な患者が対象となります。

生命を維持するために、点滴ラインの整理や呼吸器の管理、脳室や胸腔ドレーンの管理など、非常にデリケートな患者へのケアが求められます。

患者一人に対し看護師2人態勢で肉体的には負担は少ないかもしれませんが、デリケートなケアによる精神的負担が大きいので3位にランクイン。

2位:外科病棟

外科は、内科と比べて入院患者の周期が早いので、入退院に関する激務が目立ちます。

また、外科的処置の介助に高いスキルが必要で、救急性の高い患者が多いので素早く適切な対応が求められるのでプレッシャーは激しいもの。

病棟業務ですから、看護記録などに加えて処置や雑務等の忙しさで、2位にランクインです。

1位:救急外来

夜間の勤務に加えて、休憩できず、食事も摂れなければ、トイレに行く暇もないほど勤務時間内はフルで動いているようなもの。

医師の治療の介助や、患者家族との電話連絡など、常に気を張っている精神的負担も相まって、堂々の第1位と言えます。

おわりに

ランキングで示したものの、どこの職場も激務っぷりを上げていくとキリがなくて、ここが一番忙しい!とは言い難いです。

そして、いつしか激務で疲れることに達成感を感じ、“忙しい自分”に酔いしれたい気持ちが生まれる看護師が多いので、こぞって自分の職場の忙しさアピールするなんてことになるのですよね。

世間で言うブラック企業にいるのに辞める気がなくなるのは、やりがいの感じどころがマヒしてくるからかもしれませんね。

改めて、客観的に激務っぷりをみても、自分の経験も含め、看護師はマゾヒストなのか!?と疑いたくなる程、意図せず激務に身を投げ打っているのです…。

しかし、「激務が辛いけど…それがやりがい!」の“けど…”の気持ちがなくなったとき、やりがいがなくなりただ辛いだけですので、転職をお勧めします。

激務を比較してみて考えてもいなかった面での負担に気づき、転職を決意するのもよし、激務に打ち勝っている自分をほめてあげるのもよし、このまとめ記事が参考になれば幸いです。