何年たっても”仕事できない”看護師が”仕事できる”ようになるたった1つの方法

看護師ゴシップ記事
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看護師をしていて、他の人はしないようなミスを自分だけしたり、同期から遅れを取っていると感じたり、そういった悩みありませんか?

この記事は、いわゆる仕事のできない看護師さんのためのコンプレックス克服講座です。

この記事では、特定の人にだけ役に立つピンポイントな具体的アドバイスや、技術解説、知識ノウハウの共有はしません。

そのかわり(看護師でなくても)全員に役立つ講座です。

何をどうやって仕事ができない看護師から脱却するかというと、それは読んでみてのお楽しみです(笑)

  • 2年目なのに仕事できない
  • 3年目なのにまだ仕事できない…
  • 4年目なのにいいかげん仕事できない
  • 5年目なのに仕事できないYO!イエーイ!!

こんな人はぜひ最後まで約5分お付き合いください。

看護師の「仕事できない」状態とは?

一言でいうと「仕事できない」状態は2パターンに分類できます。

  1. 自分だけ周りより遅れていると感じる(自己圧力)
  2. 自分に周りがより多くを求めてくる(周囲圧力)

この2パターンです。

どちらか一方という場合もあれば、両方ともというダブルパンチなケースも存在するでしょう。

では1つ1つ解説します。

看護師仕事できないパターン①自分だけ周りより遅れていると感じる

周りと比較してしまう・・・

「自分だけ周りより遅れていると感じる」というのはつまり、自分で自分にプレッシャーをかけているということです。

これは言い方を変えれば競争心であり向上心でもあります。

基本的には良い傾向であり、この気持ちは持っていたほうが良いと思います。

ただし、こじらせるとあなたの精神面が大変なことになるのもこちらです。

努力はすべきですが、一定の時点で諦めることも必要だということを心得ておきましょう。

看護師仕事できないパターン②自分に周りがより多くを求めてくる

孤独ナース

求められるものが多い・・・

「自分に周りがより多くを求めてくる」というのは上記とは逆で、自分の現状や自身の向上心や将来像より、周囲の期待や求めるものが大きいことが圧力となるパターンです。

良い捉え方をすればあなたが期待されていると言えますし、あえて悪く言えば責任を押し付けられているとか、あなた自身にそれほどの向上心がないとも言えるでしょう。

度合いによるため、一概には良いとも悪いとも言えない状況ですね。

こちらの場合、あなたは周りの期待に応えるべきなのか、単なるプレッシャーとだけ捉えてその場を離れるべきなのか、あなたは行動の変更を求められます。

周りの期待にリアクションしなければ、人間関係が悪化することが懸念されます。

仕事ができなくて当然の新人看護師とは違う

ついでにもう1つ、なぜ対象読者像から新人看護師を抜いたかと言いますと、2年目以降の方がこの「仕事できない」悩みは強烈だからです。

看護師2年目以降は、仕事ができなくて当然だった新人時代とは違い、「仕事ができて当たり前」という評価基準になる。・・・ような気がしますよね。

もちろん新しく覚えることや異動や立場が変われば、都度勉強して試行錯誤する場面はありますが、1年目に覚えたはずのことをできなかったり、忘れていたりすると周りから氷点下クラスの視線を感じることもありますよね。

仕事ができない」ことで悩む人は、1年目より2年目からが多くなるのはこういう理由もあるのだと思います。

新人時代とは怒られ方が違う(変わった)

プンスカおこる先輩ナース

何回も同じこと言わせない!

例えば夜勤明けで日勤者への申し送りの時、一度くらいは苦い思いをした新人時代があるのではないでしょうか?

新人時代は良い経験になりましたよね。

ままならない技術と知識で必死で長時間夜勤をこなして、明け方の眠い中怖い先輩看護師への申し送り。聞かれたことに答えられないこともあったと思います。

プリセプターがついてる場合はフォローアップしてくれたり、思い通りできなくても、1年目だから許されていたことって他にもあったのではないですか?

しかし、2年目以降はそうはいきません

まずフォローアップしてくれるプリセプターはいませんし、自分がプリセプターでフォローする側だったり、新人のミスで自分が怒られたり、新人のころと同じ間違えで怒られた日には「辞めたい・・・」と思うのは同情するにあまりあります。

一度ならともかく、二度三度繰り返すと、二度あることは三度あるというか、ミスがクセになるというか、また次も同じことをしてしまいそうな機運が高まってきますよね(←ダメです!)

そうなって「ダメだ自分、仕事できない子だわ・・・どうしよう」とこの記事にたどり着いた方も多いと思います。

2年目で”仕事できない看護師”になったら5年目まで続く!?

さて、いよいよ本題ですが、これが本記事の結論です。

2年目で仕事できない看護師は、3年目→4年目→5年目も同様の状態が続く可能性が非常に高いです。

こちらの根拠としては、看護師が「○年目なのに仕事できない」ことを悩んで検索する人数はグーグルによると2~5年目までは一定数常にいるのに対し、6年目以降はガクッと下がるからです。

いろいろ理由は考えられます。

  • 6年目で、結婚に伴い看護師退職
  • 6年目で、転職して職場を変え心機一転
  • 6年目で、仕事ができるようになった

などです。

6年目で、結婚に伴い看護師退職

こちらは、婚期の関係上は結構可能性が高いと思われます。

25~35歳が最も結婚する看護師が多いので、当然看護師を退職すれば、悩む必要がありませんからね。

ただ、”仕事できない看護師”に限ってホイホイ結婚して退職というのもおかしい話です。

占める割合自体多くはないでしょう。

6年目で、転職して職場を変え心機一転

こちらも転職するにはいい時期なので可能性が高いと言えそうです。

「自分に周りがより多くを求めてくる」パターンは、自分と職場との相性が良くないという可能性があります。

合う合わないが存在することは仕方がありません、人間だもの。

自分と職場の相性が良い環境なら、それなりに活躍できる人も多くいるでしょう。

ただしこちらも、揃いも揃って6年目に一斉転職するはずがないため、占める割合自体多くはないと思います。

6年目で、仕事ができるようになった

残るはこちらです。

6年目で、仕事ができるようになった」は一応含めましたが、実際にはほぼ考えられません。

ほぼ考えられませんが、本記事ではあえて、ほとんどの看護師が「6年目で仕事ができるようになってこの問題を解決した!」と考えます。

そんなバカな!?なぜ!!どうして??

ということは時間が解決してくれるってこと??

様々な声が聞こえますが、次の章で順番に解説していきます。

もしこれをみんなが読んだら、仕事できないことで悩む看護師は激減するかも!?

6年目で仕事できない看護師が仕事できる看護師に進化できる理由

なぜ本記事では6年目を契機に、仕事できない看護師が仕事できる看護師に進化するというとんでも論を提唱しているか。

それは、簡単にいうと一番最初に説明した2つの悩みがなくなるからです。

  1. 自分だけ周りより遅れていると感じる(自己圧力)
  2. 自分に
    周りがより多くを求めてくる(周囲圧力)

ザックリと言ってこのように変化します。

看護師2~5年目の悩み 看護師6年目以降
自分だけ周りより遅れていると感じる 周りより遅れていても、別にいいやと思もう
自分に周りがより多くを求めてくる 周りも察して、たいしたことを求めてこなくなる

ザックリ言ったので解釈によって語弊を生んでいるかもしれませんが、要するに仕事できない看護師として容認されたのです。

誰から?それはズバリ、自分と周りからです。

その解決までは時間にして5年くらいかかるのです。

若いうちはなかなか「できなくても別にいいや」とは思えない

わたしダメでいいや。

「自分だけ周りより遅れている」→「でも別にいいや」

と開き直るには時間がかかりますし、あまりにも早々とこれをしてしまうと努力不足のダメ人間というイメージを持たれてしまいます。

周囲に負担をかけたり、努力を怠ってもいいというわけではありませんよ。

最初に申し上げたように、この気持ちは向上心でもあるため、完全にゼロにするのもよくありません。また、この気持を持ちすぎれば考えすぎて疲れてしまいます。

多くの看護師も、コンプレックス感情にアップダウンがあり、高ぶった時に「仕事ができない」ことを苦心しがち。

失敗経験や同僚との人間関係の中で頑張っているうちに、気持ちのアップダウンは徐々になだらかに安定していき、「仕事ができない」ことを苦心しなくなっていくはずです。

自分は何ができて・何が苦手かを理解する

プラスに考える個人差はあるものの、看護師を数年続けてみて初めて分かることもあるでしょう。

  • 採血や薬品名を覚えるのが苦手、でも新人にわかりやすく教えることは得意
  • パパッと感覚的に理解するのは苦手、でも全部経験して全部理解できれば改善だってできる

例えばこんな看護師さんは、最初の数年こそ苦労するかもしれませんが、数年後には自分の得意分野を見出してやりがいを持つことができるでしょう。

1つでもやりがいや得意なこと・好きなことを見出だせれば、その時「看護師として、何ができて・何が苦手か」を理解できます。

得意なこと・好きなことが1つもなく、苦手なことばかりな状況でなくなることで、「仕事ができない」という感覚からサヨナラできるはずです。

これはいろんな業務を経験してみなければわからないことです。

看護師に限らずですが、1つの仕事は3~5年は続けてみて、自分自身がいろんな経験を積んで見る必要があるでしょう。

周りからの「仕事して」プレッシャーがかからなくなるには?

もう1つのパターンである、「自分に周りがより多くを求めてくる」(=仕事してプレッシャー)も、同じように5年目くらいでこなくなるのでしょうか?

良い意味での、「期待されすぎない」「○○ならできるよね」という状況は意図して作れるものではありません。

看護師長やリーダーとなる人は、多くの人を見ていてあなただけを評価していません。

そういった人は、未評価の人にとりあえずの平均的な指標と対比させて、それに準じて目標を設定したり指導をしたりします。

それをプレッシャーと感じるのは、シンプルに考えてあなたが平均以下だからでしょうが、それをコンプレックスだと感じなくなるのが5年目までというのは前述の通りです。

周りの看護師があなたを正しく評価するまで5年くらいかかる

いつまでたってもオタンコナース

看護師長やリーダーを初め、1つの業務内容について、人が他人の得意不得意や慣れ不慣れを正しく評価してはくれません。

多くの場合は「まだ慣れてないだけ」「慣れたらできるようになるよ」「みんな最初はそんなもんよ」と優しくアドバイスしてくれるものの、できない本人は、

  • いつまでたってもできなかったらどうしよう
  • すでにできる人は気楽なもんですね
  • わたしはみんなとは違うかもしれないじゃん

などといろんな思いが錯綜します。

上司のあなたに対する「まだ慣れてないだけ」という予想が間違っているかもしれない・実際間違っていたことに気づくまでは「仕事してプレッシャー」によって「仕事できない」という悩みがつきまとってしまうでしょう。(=求められる)

つまり例えば、

  1. 「この人はまだ慣れてないだけ(予想)」
  2. 「この人これが苦手なんだ(結果)」
  3. 「この人こういう系が苦手かも(分析)」
  4. 「でもこういうのは得意なんだ(発見)」
  5. 「じゃあ長所短所を補えるペアで組もう(解決策)」

に変われば、上司があなたという人となりを理解し、正しく評価し、使ってくれるようになります。

しかし、それまでは時間がかかり、上司の個人差もあるということです。

この5のプロセスまで到達して、しかもその認識が同僚全体に共有されれば、あなたの肩の荷はグっと軽いものになっているはずです。

すなわち、これが周りも察して、たいしたことを求めてこなくなるという状況になります。

これにも長いと5年くらいかかるのではないかと思います。


まとめると、

  • あなた自身で得意な業務・不得意な業務を正しく理解し、自分で自分の短所を容認できるまでは5年かかる
  • 周りの人(特に上司)があなたの得意な業務・不得意な業務を正しく理解し、あなたの長所を活かして、短所をカバーしてくれるまでは5年かかる

余談(自分の体験談)

人間は、自分で自分のことをしっかりと理解するまで時間がかかるもの。思春期はその代表例ですが、思春期が終わっても自己への理想と現実のギャップが埋まって精神が安定するのはだいたい25歳前後と言われます。

25歳前後で固まった自分の考え方は、恐ろしいことに50歳前後まで変わることはないそうです(逆に50歳以降は、再び考え方が変わっていくのだとか)

もしかしたら、自分の短所を容認できるのはこの25歳前後と関係があるかもしれませんね。

私も人間関係やコミュニケーションが苦手で、25歳くらいまではすごく悩んでいました。

今では、コミュ障キャラを前面に押し出すことで逆にこれを克服しています。

コミュ障キャラ自分に自信を持てたのは、思えば25歳くらい(看護師3~4年目)が転機だった気がします。

また、ちょっと人間関係がくらいギクシャクしても取り返しはつくんだからありのままで言ったほうが気が楽だなと、へんに着飾るのをやめた頃から人間関係がうまくいき始めました。

人間関係に悩んでいたから人間関係がうまくいかなかったのか、単に世渡り下手だったのかわかりませんが、悩まなくなったらうまくいったのは私の場合は1つの事実です。

看護師が仕事できないのはそう悩む心のせいだった

負のスパイラルを正のスパイラルへ

「自分は仕事ができない」

と思いながら、悩みながら仕事をするとなぜかささいなミスを連発してしまいます。

そのささいなミスのせいでさらに「仕事ができない」と思う負のスパイラルに陥ってしまいます。

逆にこの悩みが根本からなくなれば、ミスも減って良い調子で仕事が回るようになります。

本記事の解説では、その解決まで5年という時間が必要との結論だったのですが、5年も待ってられん!という人もいるのではないでしょうか?

コンプレックス克服は明日にでも、1秒でも早い方がたしかに良いかもしれません。しかし、焦りは禁物です。

「焦らなければミスは起きない。急ぐと焦るは違う。」というのは私の上司の口癖でした。

見出し通り、「仕事できないのはそう悩む心のせい」ではないでしょうか?

年数を2年、3年、4年、5年と重ねるごとに仕事をできないことをより強く悩んでしまうのは仕方がないことです。

ですが、皮肉(?)にも解決策というのは、仕事のできない自分自身を受け入れ・周知されることで悩まなくなることそれによって仕事ができるようなったりするのかもしれませんよ。

仕事ができないと悩む看護師さん、いかがでしたでしょうか?

この記事を読んだことでナルホド!と思っていただき、本当は解決まで6年かかるところを10日でも短縮できれば大変うれしく思います。

最後にもう一度、「仕事できない看護師が仕事できる看護師になる方法は、「仕事できない」ことで悩まなくすること」す!

一方、看護師自体が向いてないかも!?と思っちゃってる人は下記の診断なんかもお試しください。

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