現役が徹底解説!訪問看護のパート勤務が働きやすい理由とは?

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訪問看護の需要はどんどん高まっています。しかも、訪問看護はパートでも働きやすくやりがいがある仕事です。

  • 看護師資格を持っているけれどブランクがある
  • 病院勤務では家事と仕事が両立できない
  • パートでもやりがいのある仕事をしたい
  • 病院の夜勤が辛く感じる転職したい

こんな思いを抱いている看護師さんに、訪問看護のパートはかなりおすすめです。

この記事では、訪問看護パートが働きやすい理由、やりがいがある理由を解説していきます。

少しでも訪問看護に興味がある方はぜひ最後まで読んで頂きたいと思います。

訪問看護の業務時間は自由が利く、だから働きやすい

主婦でも働きやすい訪問看護パートパートで働く場合、労働時間が固定されていることがほとんどです。

例えば「午前8:30~15:00で休憩45分」とか、「月・水・金の午前9:00~16:00」といった感じになりますね。パート勤務の募集は、曜日・時間が固定されており、その条件に見合う人が求人に応募してくるパターンです。

パートで働きに出たいけど、条件に合う時間帯が見つからない、という看護師さんもいます。特に子育て、介護中の方、体力に自信が無い方、ブランクのある方、資格取得勉強中の方、などです。

  • 子供を学校や保育園に送ってから、仕事に出たい
  • 14時までには家に帰りたい
  • 早朝から昼にかけてだけ、働きたい
  • 夕方から夜にかけての数時間だけ、働きたい

訪問看護のパートは業務時間の希望が叶いやすく働きやすいのが特徴です。

訪問看護の業務時間、自由が利きやすい理由

働きやすい、時間を選ぶ訪問看護の業務時間、自由が利きやすい理由は、利用者さんの訪問時間に合わせて勤務が組めるからです。

例えば、1人目の利用者さん訪問が10時半から1時間、2人目が12時から1時間、3人目が13時15分から30分、で業務終了。という組み合わせであれば、10時半~13時45分まで、という勤務も可能です。

訪問看護の業務時間は利用者さん単位、働きたい時間に合わせやすく働きやすいと言えるでしょう。

働きたい時間、働ける時間と訪問看護ステーションの需要がマッチすれば、好条件で働けるチャンスにつながります

訪問看護は直行直帰が可能、家事がはかどる

ママナースが保育園送迎からの訪問看護訪問看護は、外回りのお仕事です。病院や施設系の仕事との決定的な違いは、外に出る、ということです。訪問看護ステーションにもよりますが、特殊な事情が無ければ、自転車・バイク・車等で直行直帰が可能です。

訪問看護の直行直帰で家事がはかどる理由を説明しましょう。

直行直帰は、私服から制服への着替える必要が無いため、通勤服やバックのコーディネイトを考える必要が無く、かなり楽です。また、移動時間に買い物、銀行・郵便局への用事、などを済ませることができるので効率的です。

仕事を終えて、私服に着替え、子供を保育園に迎えに行ってからの夕食買い出し。という流れよりも、訪問看護の直行直帰の方が効率的で、家事がはかどる事間違いなしです。

ただし、途中で買い物した私物を訪問先に持っていいかない事ステーション名の入った制服のままウロウロしない事(上着を羽織る)などの取り決めはありますので、職場の取り決めをよく確認しましょう。

訪問看護で直行直帰、一日の流れを見てみよう

訪問看護は自転車出勤とある訪問看護ステーションでパート勤務の看護師さんの一日を追ってみましょう。

子育て中で、保育園への送り迎えがあるママナースです。

この日は4件の訪問看護を担当します。

8時30分 自宅で訪問看護の制服に着替え、自転車で子供を保育園へ送ります。
9時00分 そのまま利用者さん宅へ。業務開始です。必要な事前情報は、訪問看護所長よりメールで伝達されているので安心です。
10時15分 1件目の訪問を終えたら訪問看護ステーションに戻り、記録物の整理や事務処理を行います。
11時30分 2件目、3件目の訪問看護に向かいます。
13時00分 お昼休憩を取ります。郵便局や銀行の用事を済ませます。
14時15分 4件目の訪問看護に向かいます。
15時30分 4件目の訪問看護終了、訪問看護所長に電話で終了報告をし、直帰します。着替える必要が無いので、そのまま保育園のお迎えへ。

訪問看護のパートで、直行直帰のイメージを描いていただけたでしょうか。

このケースであれば、9時から15時半まで働けて、保育園の送迎にも支障がありません。お昼休みや、移動中にちょっとした買い物も可能で、時間の無い主婦にとっては嬉しい限りですね。

訪問看護は単独行動が多く、人間関係の悩み少なめ

人間関係つらすぎ・・・看護師さんのお悩み第一位は「人間関係」だと思います。

意地悪な先輩、サボる同僚、高圧的な医師、非協力的なコメディカル、様々な悩みを抱えながら働いています。病院や施設は、広くない空間でチームとして勤務していますので、ギスギスした関係だとかなり働きにくくなってしまいます。

訪問看護は人間関係の悩みが少なめ、と言われています。

訪問看護は同じ訪問看護ステーションと働くメンバーであっても、一緒に行動する機会は多くありません。利用者さん宅には原則一人で訪問します。看護師同士は、カンファレンスや申し送りで意見を交わしても、一緒に行動することが少ないので、病院や施設勤務にありがちな人間関係の悩みが少ないのが特徴です。

また、医師が常勤している訳ではなく、利用者さんごとに主治医がいるという状態なので、医師からのパワハラを受ける可能性が少ないと言えます。大勢での勤務が苦手、職場での人間関係にトラウマがある、そんな看護師さんも訪問看護なら抵抗なく飛び込んで行けそうです。

訪問看護なら、パートでもやりがいを感じられる

看護師として働く以上、利用者さんに信頼され、達成感のある仕事をしたいはずです。

やりがいの無い仕事は、どんなに楽でも長続きしません。その点、訪問看護は、パートでも十分やりがいを感じられ、長く働けるお仕事です。

訪問看護のパートのやりがいについて解説していきます。

受け持ち制で、利用者さんの信頼度アップ

日々の状態変化を見逃さないことや、信頼関係構築のため、利用者さんを受け持ち制にしている訪問看護ステーションが多いと聞いています。パート看護師でも、同じ利用者さんの訪問を継続することがあります。

訪問看護を受ける利用者さんにとって、「訪問看護師が常勤かパートか」は関係ありません。訪問看護は、パート看護師でも利用者さんと1対1で信頼関係を結べる喜びがあります

訪問看護は、事業収益が給与に反映されやすい

副収入病院付属や、医療法人グループの訪問看護ステーションは、訪問看護利用者の増減は給与に反映されにくいです。しかし、小規模の訪問看護ステーションは仕事の業績が給与に反映されやすい傾向にあるようです。

ここでいう小規模の訪問看護ステーションとは、人員規定である「常勤換算3.5人」をギリギリクリアーしているステーションや、従業員数5人前後のステーションを指します。

訪問看護ステーションは、営業努力も必要です。地域のクリニックや包括支援センターのケアマネージャーの信頼を得て、利用者さんが増加し、医療的処置の多い利用者さんを担当できるようになれば、事業収益はアップします。事業収益は、パートを含む看護職員の給与に反映されます。

訪問看護は看護師の頑張りが給与に反映されやすい仕事と言えるでしょう。

利用者さんを最期まで看られる喜びがある

  • 死ぬまで自宅で過ごしたい
  • 家族に囲まれて死にたい
  • 自分らしく人生を全うしたい

利用者さんとご家族の生活をサポートし、生き方の希望を叶えることが訪問看護の役割です。超高齢の利用者さんや、ターミナル期にある利用者さんが在宅で過ごすために、訪問看護は不可欠となっています。

訪問看護師はパートであっても、利用者さんを最期まで看られる喜びがあります。死に方を共に考え、希望をかなえることは、その人の生き方を支援することと同じです。ご家族だけでは受け止めにくい終末期の葛藤を受け止め、共に歩み最期を看られる、それが訪問看護師のやりがいです。

訪問看護のパートは看護師が長く活躍できる

訪問看護

家事、育児との両立がしやすいから長く働ける

訪問看護のパートは、家事・育児と仕事が両立しやすいことについては、前述しました。看護師として長く働くためには「無理なく働けること」が絶対条件になってきます。

仕事を辞めて、ブランクが長くなればなるほど職場復帰へのハードルは高くなってしまいます。女性は、結婚、出産、育児、介護を経験しながら、仕事も続けたいと考えている人がほとんどです。

でも、仕事の負担が強すぎて体力的に厳しいとか、ストレスが強すぎると仕事を辞めてしまうことになります。無理なく長く看護師を続けたい人に、訪問看護はおすすめです。

訪問看護のパートは、家事、育児との両立がしやすく長く働き続けられます

休みがしっかり取れて夜勤が無いから長く働ける

  • 看護師も土日は休みたい年末年始、お盆休み、土日祭日も関係なく、夜勤をこなす、そんな働き方に疲れてしまった
  • 夜勤の無い職場に転職したい
  • 休みはしっかり取りたい

そんな看護師さんにも訪問看護はおすすめです。

24時間緊急対応を取っている訪問看護ステーションもありますが、ほとんどは当番制のオンコールです。

利用者さんから夜間に「こんな時はどうすれば?」と相談の電話が入る事がありますが、毎回ではありません。

病棟夜勤の身体的負担とは、大きく異なります。看護師は続けたいけど、夜勤が負担で続けられない、という看護師さんはぜひ訪問看護への転職を考えて欲しいと思います。

訪問看護のパートは、夜勤が無く、休みがしっかり確保できるお仕事です。

訪問看護のパートは、掛け持ち勤務もしやすい

2つ以上の仕事を掛け持ちしたい看護師さんに、訪問看護のパートはおススメです。常勤で病院やクリニックで勤務していても、時間的に余裕があり、副業したい看護師さんにもおススメです。

訪問看護は、利用者さん単位で勤務時間が組めるので、1時間単位の勤務調整が可能になってきます。常勤で働きながらも、時間に余裕がある、訪問看護を経験してみたい、こんな時は、訪問看護のパートを探してみると良いでしょう。

土曜日だけ、特定の曜日の特定の時間だけ、日曜日だけ、そんな自由な働き方ができるのが訪問看護のパートです。

パート看護師が能力を発揮できる、それが訪問看護

訪問看護のパートは、それまで培ってきた看護の知識や能力を十分に発揮できる仕事です。

看護師国家試験を取ってすぐに訪問看護に就職する方は、少数派です。病院やクリニックで一定期間経験し、訪問看護に転職する方が多いと思います。

訪問看護は、看護師としての経験を生かして能力を発揮できる仕事です。

患者さんを観察する能力、アセスメント能力、コミュニケーション能力があれば訪問看護師になれます。

常勤看護師に限らず、パート看護師でも看護師としての能力を発揮できるのが訪問看護の特徴です。

訪問看護に飛び込むことが不安な看護師さんへ

お悩みナース訪問看護にちょっと興味がある、でも実際に働くには抵抗がある。病院や施設で働いてきた看護師さんが、訪問看護に飛び込むのは勇気が要ります

訪問看護で働く不安で、一番よく聞かれる声は「訪問看護に向いていなかったらどうしよう」です。病院で働いてきた自分の感性は、訪問看護に合っているのだろうか、転職して向いていないと気付き苦しむのが嫌だ、という気持ちはよくわかります。

利用者さんとご家族の希望を叶える、チームで利用者さんを支える。その目的をしっかり心に留めている限り、訪問看護に飛び込むことは出来ます。

例え、急性期病院での経験しかなかったとしても訪問看護師として頑張っていけます。不安のある方は、まず訪問看護のパートから始めて、経験を積むことは失敗しない賢い転職活動と言えるでしょう。

訪問看護のパートは、看護師専門の転職サイトで探そう

訪問看護のパートは、看護師専門の転職サイトで探すのが一番です。インターネットで簡単に検索できます。

希望する終業時間、社会保険加入希望かどうか、夜間のオンコールに対応できるか、通勤時間、訪問看護の移動方法等細かく条件を入力し、検索するだけでお仕事探しができます。

小規模な訪問看護ステーションも、看護師転職サイトで募集をかけていることがほとんどです。

検索してみると、条件に合った訪問看護ステーションがきっと見つかると思います。

パート・アルバイトの看護師求人が探せるサイトはこちら »

さいごに

訪問看護のパートってどうなの?ということについて解説してきました。

訪問看護のパートは、時間的に自由に働けること、家事、育児と両立しやすいこと、パートでもやりがいを感じられることが特徴です。

訪問看護に少しでも興味がある看護師さん、ぜひ看護師専門の転職サイトに登録し、お仕事検索してみて下さい。

訪問看護で輝いていただける日を楽しみにしています。

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