ナースの本音、あるある、病院裏話を(うっかり)暴露しちゃうぜ

カテゴリー:看護師関連情報

看護師の勤務を考える上で、切っても切れないのが夜勤です。仕事選び、転職、異動の時、絶対考えることは

  • 夜勤が無い職場に行きたい
  • なるべく夜勤が多くて給料の良い職場に行きたい
  • 夜勤専従がしたい
  • 夜勤はしてもいいがなるべく少ない職場に行きたい

夜勤をしても良い、という看護師さんでもなるべく避けたいのが“夜勤明けの日勤”です。夜勤明けの日勤ばかり付けられて疲れが取れない、しんどいと感じている看護師さん、夜勤明けの日勤は違法なのか疑問に感じている看護師さん必見の記事です。

看護師の勤務、夜勤明けの日勤は違法ではない

看護師の夜勤は、だいたい16時30分ごろから翌9時頃までの、16時間勤務が多いようです。休息、仮眠時間が2~3時間程度あったとしても、長時間勤務は過酷です。夜勤明けの日勤は、16時間勤務が終了し次の勤務開始まで24時間経過していません。このような大変な勤務は労働基準法違反ではないのか?と疑問に感じる看護師さんは多いと思います。

結論から言うと、夜勤明けの日勤は違法ではありません。

看護協会の夜勤・交代制勤務に関するガイドライン

意外に感じる方も多いでしょうし、ちょっと残念に感じる方もいると思います。では、看護師の夜勤明けの日勤は容認されているのでしょうか、看護協会の見解を見ていきましょう。日本看護協会は、2013年に夜勤・交代制勤務に関するガイドラインを発表しています。

看護師の過労、それに伴う離職を予防し、現場の看護管理者が適切に勤務調整出来るように考えられています。その中で、夜勤明けの日勤は禁止と明示されているでしょうか?いいえ、なんとガイドラインにも夜勤明けの日勤は禁止、と明確に書かれてはいません。書いてあるのは、

勤務と勤務の間隔は11時間以上あける。
勤務の拘束時間は13時間以内とする。

であり、残念ながら”夜勤明け日勤”はガイドラインの範囲内となります。また、このガイドラインに法的拘束力はありません、多くの病院で2交代勤務夜勤の拘束時間の多くは16時間となっています。


夜勤明けの日勤で苦しむ看護師の声を聞いてみた

現場の看護師は、”夜勤明け日勤”を付けられて疲れ続けなければならないのでしょうか?

夜勤明けの日勤は法律的に違法ではなく、看護協会のガイドラインでも禁止されていないとお話しました。夜勤明け日勤を付けられて困っている看護師さんの心の叫びを聞いてみましょう。


同じ病棟でも、夜勤明け日勤を付けられる人と付けられない人の差が激しい。私は看護師5年目で、新人教育を担当させられているので、新人の勤務に合わせる形で、夜勤明け日勤ばかり付けられて本当に嫌です!
“結婚して家庭がある看護師は夜勤明けの日勤は無し。独身の看護師は夜勤明けの日勤あり。”という暗黙の了解です。独身の看護師にばかり負担を押し付けるやり方は許せませんね!
毎週火曜日と木曜日に手術を受ける患者さんが集中しているため、忙しいのは分かっているんです。月曜日と水曜日に夜勤明けになる人は、必ず夜勤明けの日勤になります。日勤看護師が少なく、補充されない状態が続いているのでしょうがないですね

あるあると共感するケースがあると思います。これらのケースから、夜勤明け日勤を付けられやすい看護師・病院の特徴が見えてきます。

夜勤明け日勤を付けられやすい看護師の特徴、病院の特徴とは?

夜勤明け日勤を付けられやすい看護師、病院の特徴とその理由を見ていきましょう。

委員会活動、新人教育などの役割を担当している看護師

中堅看護師に多い特徴です。委員会活動や会議出席等の予定に合わせて勤務を組むことになりますので、必然的に夜勤明けの日勤が増えます。

例えば、自分が夜勤を希望していた日の2日後に会議がある場合、夜勤明け日勤になってしまいます。そうでもしなければ、休みに会議だけ出席という最悪の状況になってしまいます。

独身か結婚していても子供が居ない若い看護師

医療業界全体や看護師内では家庭があり、子育て中の看護師には負担をかけすぎない、という暗黙の了解があるようです。夜勤明けで帰宅して、夕方子供のお迎えに行き家族の夕食作り。また翌朝出勤というスケジュールでは、家族からクレームが出て退職に追い込まれるのではないかという不安があるようです。

看護師自身が就職する時に、夜勤はするけれど夜勤明けはしっかり休みを取らせて欲しいと交渉している場合もあります。結果的に、大変な勤務を押し付けられるのは、独身、若い看護師、子供のいない看護師ばかりとなってしまいます。

土日休み、時短勤務、パート看護師の多い職場

フルタイム出勤、正社員看護師の比率が少ない職場は、夜勤明けの日勤が多いという特徴があります。土日祝祭日は必ず休む、子供のお迎えに間に合うように15時終業の時短勤務、不定期出勤のパート看護師が多い職場で働く正社員看護師は、夜勤明けの日勤が多くなってしまいます。それだけ正社員看護師の負担が大きいことを表しています。

夜勤も日勤もこなせるベテラン看護師が不足している職場

看護師の人数が多くても、夜勤明けの日勤が多い職場もあります。新人看護師、入職して日が浅い看護師が多い職場は、夜勤できる看護師が少ないため、された看護師が夜勤をこなすことになります。そのため、夜勤明けの日勤が多くなります。

ベテラン看護師が不足している職場は、ベテラン看護師に負担の大きい環境と言えます。

看護管理者、師長の勤務表作成能力が未熟な職場

勤務表作成能力も大きく関係しています。師長が作成した勤務表を看護部長がダブルチェックし、全体のバランスを確認、負担がかかり過ぎている看護師がいないか確認するシステムが構築されていない病院もあるようです。 師長のスタッフに対する好き嫌いや、勤務希望を多めに出すと懲罰的に夜勤明けの日勤を付けられるケースもあるようです。

看護師の勤務は、看護管理者、師長にゆだねられています。生活サイクルをゆだねていると言っても過言ではありません。勤務表作成能力が未熟な看護管理者、師長に当たるとつらい勤務になってしまいます。

夜勤明けの日勤がなるべく少ない職場で、楽しく働きたい

夜勤明けの日勤が続くと、心身ともに疲労し、心に余裕がなくなってきます。ちょっとしたことでイライラしたり、患者さんに優しく接することが出来なくなってきます。2交代勤務16時間勤務の過酷さを乗り越えていくためには、しっかり休息することが必要です。

夜勤明けの日勤を自分ばかり付けられて不公平と感じている、新人看護師や経験の浅い看護師をフォローするために夜勤明けの日勤ばかり付けられる、師長の勤務表作りが下手すぎると感じている、そんな状況では毎日が楽しくありませんね。

まとめ

いかがでしょうか。

“夜勤明け日勤”ばかり付けられて、心身ともに疲労している看護師の皆さんへお届けしたい記事です。”夜勤明け日勤”が多すぎてプライベートが楽しめない、疲れが取れず体調を崩しそうな方は、ぜひ転職を視野に入れて欲しいと思います。看護師が体を壊してしまっては元も子もありません。お仕事探しはぜひ無料の転職サイトにお任せください。きっと条件にあう素敵な職場と出会えると思います!